2024年03月のニュース
2024年3月のニュースをお伝えします。
■3/1(金)、ドイツ支部のアービンから昨年の活動報告書が届きました。それによると、(1)理学療法士たちにスクエアステップを紹介した結果、神経や関節に障がいを持つ方々に適しそうだという反応がありました。(2)スイスのツルツァッハ(Zurzach)と、ドイツのフルトヴァーゲン(Furtwangen)で講習会を開催しました。(3)ドイツのパーキンソン病協会にも紹介し、今後採用してもらうよう交渉しています。2024年も活躍されることを祈念します。
■3/15(金)、インドネシアのディポネゴロ大学の Ira さんがスクエアステップを使った研究を実施しました。下肢の筋トレをスクエアステップに加えると、スクエアステップ単体と比べてどの程度、優れた効果が認められるのかについて検証しています。現在、分析しているところです。
■3/17(日)、マレーシアの Liyana さんがパーキンソン病患者にスクエアステップを適用し、その効果を検証する計画を立てています。この研究には資金が必要なので、外部組織に助成金を申請することになりました。申請が認可されますように。
■3/20(火)、香港支部から昨年の活動レポートが提出されました。それによると、活動は大きく2つに分けられます。1つ目は指導員に関する活動です。2023/8/19に理事の重松も同席した上で、スキルアップ研修会が開かれました。55名の参加があり、その中には香港支部スタッフだけでなく、他の6つの外部組織からの参加や、マカオにある介護施設のスタッフも参加しました。また、1年を通じて980時間、5000名を越える人たちにスクエアステップを教えました。2つ目は、広報に関する活動です。香港サイエンスパークで開かれた介護エキスポでスクエアステップを紹介し、およそ2000名の参加があったそうです。また、日本の中京大学の学生にオンラインで、香港での活動を紹介しました。
■3/29(金)、ドイツとの共同研究者たちと投稿していた原稿が BMC Geriatrics にアクセプトされました。タイトルは、Square-Stepping Exercise in older inpatients in early geriatric rehabilitation. A randomized controlled pilot study です。