2024年10月のニュース

2024年10月のニュースをお伝えします。

■10/7(月)、ドイツ支部のアービンから連絡がありました。アービンが指導している大学生がスクエアステップを施設入居者に適用したそうです。それでこの学生は卒業研究を実施しました。その施設の代表者がスクエアステップを気に入ってくれて、学生の卒業研究が終わった後もスクエアステップを施設のプログラムに取り入れて行きたいという意向を示したそうです。社会実装という言葉があります。今回は施設での実装ですが、これが他の施設で広まっていけば徐々に社会実装が実現されるでしょう。

■10/25(金)、ドイツの Fresenius University of Applied Sciences の学生から連絡があり、脳梗塞患者へのスクエアステップの効果を調べたく、まずはその際に必要になる介入プログラム(どんなパターンをどの程度繰り返すのか等)を決定したいとのことでした。今後、詳細を詰めていこうと思います。今回のことで、ドイツにいる他の研究者たちとのコラボができたら良いなーと思っています。

■10/28(月)、ドイツ支部のアービンから嬉しいニュースが届きました(10/7の続報)。アービンの研究室を卒業した Charlotte さんが高齢者施設でスクエアステップを紹介したところ、施設のみんなが気に入ってくれて、今後、施設の居住者のプログラムとして正式に採用することになったそうです。居住者は虚弱で、認知機能が低下していることから、簡単なパターンを繰り返すことになるとのことです。転倒防止のための平行棒も併用するとのことです。